本日のエキサイトベースボールは
「広島 – 巨人」の第14回戦を
解説: 安仁屋宗八 さん
実況: RCC中国放送 石田充 アナウンサーで
お届けしました。
昨夜まで巨人は苦手広島に2試合連続の零封勝利!
オールスターブレイクに向けて、
上昇ムードに乗って、一気に3タテといきたいところ!
今夜の先発は広島が実績充分のジョンソン!
対する巨人はルーキー畠。
広島の呉出身のルーキーがジョンソンと強力広島打線に
どう立ち向かうか?注目の一戦の行方は、、、、、、、
初回から激しいゲームとなります。
1回、巨人は広島の先発・ジョンソンを攻め立てます。
先頭・長野の四球と二盗などで2死二塁とすると、
村田のタイムリーで1点。続くマギーの二塁打!
その処理をライト・鈴木が痛恨のエラーでさらに1点を追加!
初回から巨人が2点を先制します。
しかし、広島も黙っていません。
1回裏、先頭・田中の四球などで2死一塁とすると、
初回にエラーを犯した鈴木のタイムリーツーベースで1点!
広島が19イニングぶりに得点を奪います。
そして、3回裏、
1死から丸が史上284人目の通算100本塁打となる15号ソロで1点を追加!
同点に追いつくと、さらに鈴木の四球と松山の内野安打で1死一・三塁!
ここでエルドレッドがきっちりとレフトへの犠飛で1点。
広島が逆転に成功します。
しかし、今夜の試合はここからさらに二転三転していきます!
4回、1死からセカンド・菊池のエラー、
ショート・田中の一塁悪送球などで2死二塁とすると、
小林にタイムリーが飛び出し1点を奪い、巨人が追いつきます!
すると4回裏、またもや広島はミスを取り返します。
2死から田中の安打と二盗で二塁とすると、
エラーを記録したばかりの菊池がタイムリーで1点を追加!
自らのミスを取り返し、広島が逆転に成功します。
そして、5回、まだまだ巨人も粘ります!
2死から坂本勇が二塁打で出塁すると、
今夜2本目となる村田のタイムリーで1点を返し、またまた同点!
今度は6回裏、
先頭・安部の安打、ジョンソンの犠打などで2死二塁とすると、
田中のタイムリーで、またもや広島が1点を勝ち越し!
しかし、今夜の巨人は本当に粘り強い!
7回、先頭・小林の二塁打と代打・實松の犠打などで2死三塁とすると、
山本のタイムリーで1点を追加し、今夜3度目の同点!。
首位広島に対して、一歩も引きません!
しかし今夜の主役は、、、、、この人でした。
7回裏、
この回から登板した3人目・西村が登板すると、
先頭・丸が今夜2本目となる16号ソロをレフトスタンドに放り込み、
広島が4回目の逆転に成功!
この後は、広島が中崎→今村の磐石のリレーで
最少失点差を守りきり、ゲームセット。
シーソーゲームの名に相応しい、
手に汗握る打撃戦を、広島が制しました。
再三にわたる同点、逆転に丸が終止符を打った今夜のゲーム、
注目ポイントについて、解説:安仁屋さんにお話を伺いました。
安仁屋宗八が見極めた勝負の分かれ目!
- 両チーム、ミスも多かったが
その後をしっかり取り返していた。
見応えのあるシーソーゲームだった。
勝負の分かれ目となった場面としては
4回が挙げられるのではないだろうか。
巨人先発の新人・畠を4回まで投げさせた場面。
小林の同点タイムリーで続投となったのだろうが
あそこが勝負の分かれ目だったかもしれない。
畠はよく投げていたので、判断の難しい場面だった。
そして勝負を決めたのは、間違いなく丸。
西村の起用は決して悪くない。
ボールも走っていた。打った丸を褒めるしかない。
2ボール1ストライクから積極的に狙いにいった丸の
バッティングは見事だった。
しかし、巨人も粘り強く、いい試合だった。
今夜のような試合を続けていれば、
勝てるようになってくると思う。
特にルーキーの畠は将来が楽しみなピッチャーだ。
3タテとはならなかったものの、粘り強い戦いに
新戦力の台頭と巨人は、明日からの試合も楽しみになってきました!
次回のエキサイトベースボールは
7月7日(金)夕方5時50分から、甲子園球場の 阪神-巨人の第11回戦を、
解説: 金村義明 さん
実況: 大阪MBS毎日放送 金山泉 アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
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ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/