本日のエキサイトベースボールは
「巨人 – ヤクルト」の第12回戦を
解説: 水野雄仁 さん
実況: ラジオ日本 矢田雄二郎 アナウンサーで
お届けしました。
昨夜は長野の一発で接戦を制した巨人!
オールスターまでに一つでも借金を返しておきたいところ。
一方のヤクルトは1分け挟んで8連敗と
厳しい状況が続いており、何はともあれ、この大型連敗に
終止符を打ちたいところ!
同じく、東京を本拠地とする2チームによる東京ダービー!
注目の勝負の行方は、、、、、、、
巨人・菅野、ヤクルト・星の両先発でゲームはスタート。
両名とも、チームの中で欠かせない先発投手らしく
ゲームは緊迫した投手戦の様相を呈します。
序盤の3回までは、両者とも安打は許すものの、
決定打は許さず、スコアボードには0が積み上げられていきます。
ゲームが動いたのは4回!
巨人が先頭・阿部の安打、村田の二塁打と連続打でチャンスを拡げると
星が亀井に痛恨の四球!
満塁となり、打席に入るのは中井!
ここで中井がきっちり犠飛で仕事を果たし、巨人が1点を先制!
援護をもらった菅野は、エースらしいピッチングで、
この1点をしっかりと守ります。
すると6回!
巨人の頼れるキャプテン・坂本が9号ソロをライトへ放り込み
1点を追加!これでスコアは2-0で巨人がリードを拡げます。
援護をもらった菅野は、
7回106球無失点で、エースの仕事を果たしお役御免。
8回を西村、9回をカミネロと完璧なリレーで、
東京ダービーを制しました。
エース菅野が完璧なピッチングで
リーグトップの9勝目をあげた今夜のゲーム
注目ポイントについて、解説:水野さんにお話を伺いました。
水野雄仁が見極めた勝負の分かれ目!
- 両先発が頑張ったゲームではあったが、
それと同時に両チームの打線の弱さが出たゲームでもあった。
2時間半に満たないゲームということは、
言い換えれば、打線に粘りが無いということ。
下位に甘んじている両チームだが、
それを表すようなゲームであったとも
言えるのではないだろうか。
巨人・菅野は素晴らしいピッチング内容だった。
ランナーを出しても、引きずることなく
「絶対に点はやらない」という気迫溢れるピッチングだった。
特に6回、先頭の藤井にヒットを許すも
ギアを切り替えて、後続の山田、バレンティンから
空振り三振を奪った。
残念ながら、現在のヤクルト打線では
手も足も出なかったというのが正直なところだろう。
その裏、坂本勇の一発で勝負は決したと言える。
あえて苦言を呈するならば、
2回のチャンス、阿部、村田に連続死球で亀井のヒットで
満塁の場面、あそこをビッグイニングにして、
勝負を決めて欲しかった。
一方のヤクルトだが、9連敗。真中監督も苦しいと思う。
しかしチームを立て直す材料が見えてこない。
故障者も多く、非常に苦しい状況だろう。
巨人が両リーグ最多、今季14度目の零封勝利!
オールスターブレイクまで残すところ、明日の1試合のみ!
明日のゲームも楽しみになってきました!
次回のエキサイトベースボールは
7月12日(水)夕方5時50分から、東京ドームの 巨人-ヤクルトの第13回戦を、
解説: ミスターパーフェクト 槙原寛己 さん
実況: 戸崎貴広 アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/
ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/