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Channel: 放送後記 – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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ウィーランドの見事な投球術でDeNAが単独2位!

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本日のエキサイトベースボールは
甲子園球場の「阪神 – DeNA」の第13回戦を
解説:桧山進次郎 さん
実況:大阪ABC朝日放送 小縣裕介 アナウンサーで
お届けしました。

昨夜の試合で、
ついに並んだDeNAと阪神の2チーム。
首位を走る広島を追走するためにも、
両者とも絶対に負けられない重要な直接対決!
黄色く染まった甲子園球場に
DeNAが乗り込んで、熱いゲームが展開されます!

阪神・小野、DeNA・ウィーランドの両先発でゲームはスタート。

打線好調のDeNAが序盤からゲームを動かします。
2回、先頭・宮崎の死球と戸柱の安打で一・二塁!
ここでバッターボックスには7番に入った梶谷!
そして梶谷がライトへのタイムリー1点
さらに梶谷の二盗などで1死二・三塁とすると、
倉本がライトへ2点タイムリーを放ちます!
この回、DeNAが幸先良く3点を先制します。

さらに5回!
DeNA打線が阪神・小野を攻め立てます。
先頭・ロペスがツーベースで出塁すると、
戸柱の内野安打などで1死一・三塁!
ここでまたもや打席には梶谷!
そして梶谷がきっちりとレフトへ犠牲フライ1点を追加!
これでスコアは4対0でDeNA4点をリードします。

セーフティリードかとも思われましたが、
重要な一戦!甲子園に集まった多くのファンのためにも
このままでは終われない阪神が反撃を開始します。

5回裏、
先頭・鳥谷がウィーランドのボールをしっかりと見極めて7球目を一閃!
レフトへの痛烈なライナーが飛び出します。
筒香がクッションボールの処理に手間取っている間に、
鳥谷は一気にスピードアップ!スリーベースをマークします!
すると続く大和がセカンドへの内野ゴロ
この間に、鳥谷生還し、スコアは4対1

さらに7回裏、
先頭・ロジャースがあわやホームランかと言うレフトフェンス直撃のツーベース、
鳥谷の四球と大和の安打などで1死満塁。
最大のチャンスを迎えます。ここでDeNAはウィーランドを諦め、
2人目・砂田が登板。
代打・西岡内野ゴロを放つ間に1点
するとDeNAはさらにピッチャー交代!3人目・加賀が登板。
ここで代打・中谷タイムリーが生まれ1点
この回計2点を取り、1点差に迫ります!
緊張感が高まる甲子園!

しかし、8回、DeNAが阪神を突き放しにかかります。
この回から阪神3人目・藤川が登板しますが、
先頭・倉本の二塁打と桑原の犠打で1死三塁とすると、
柴田タイムリーツーベース1点を追加!
筒香の四球などで2死一・二塁とすると、
ここまでヒットの無かったリーグ首位打者・宮崎タイムリー
さらに1点を追加。
この回計2点を取り、阪神を突き放します。
これでスコアは6対3。しかし阪神、まだまだ諦めません!

8回裏の攻撃、
この回から登板したDeNA4人目・パットンから
ロジャースの甲子園初本塁打となる3号ソロで1点を返します!
スコアは6対4で迎えた最終回、
DeNAは守護神・山崎康をマウンドに送ります。
ハマの守護神相手にも臆すること無い阪神打線、
先頭・大和の安打、サード・山下の二塁悪送球などで1死一・三塁とすると、、、、
坂本タイムリーが飛び出し、ついに1点差

しかし、、、、反撃もここまで。
最後は山崎康が福留を空振り三振に仕留めてゲームセット!
大接戦をDeNAが制して、単独2位に浮上しました!

最後の最後まで勝負の行方が分からなかった大接戦!
今夜の勝負の分かれ目について、解説:桧山さんにお話を伺いました。

桧山進次郎が見極めた勝負の分かれ目!

まだまだ試合数を残しているので、
順位を考えるのは早い段階だが、
阪神にとっては、あまり良い雰囲気とは言えない。
我慢強く若い選手を起用して、
育ててきているが、チーム状況という意味では
ちょうど底のあたりかなと感じられる。
逆にDeNAは今が一番調子の良い時期なので、
これから夏場、必ずしんどい時期がやってくるはず。
勝負はここからではないだろうか。
CSに向けて、2~4位の今の状況、
巨人がこのままとは思えない。
必ず上がってくるはずだ。まだまだこの順位は
混沌としてくるはず。
阪神サイドには残念な守備も見られたが、
期待している若手の出場機会を増やすために
玉突きで、守備位置を変更しているという事情もある。
そういう意味では、今の阪神は発展途上のチーム。
まだまだ「挑んでいく」という姿勢が大切だ。
一方のDeNA、今夜はとにかく
ウィーランドのピッチングに尽きる。
最後まで阪神打線に的を絞らせない
見事な投球術だった。
打線もクリーンアップが強力なことに加えて、
足技も絡めてくる。脇役がきっちり仕事をこなしている。
育ってきているという印象がある。
若いプレイヤーが多いこともあり、勢いに乗ると怖いと言える。

DeNA打線がリードを奪うも
阪神がしぶとく、少しずつ反撃していく。
耳の離せない、素晴らしい一戦となりました。

次回のエキサイトベースボールは
7月27日(目)夕方5時50分から、甲子園球場の 阪神-DeNAの第14回戦を、
解説: 有田修三 さん
実況: 大阪ABC朝日放送 高野純一アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!


TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/

ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/


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