本日のエキサイトベースボールは
マツダスタジアムの「広島 – ヤクルト」の第15回戦を
解説:廣瀬純 さん
実況:広島RCC中国放送 坂上俊次 アナウンサーで
お届けしました。
圧倒的な強さでセ・リーグ首位をひた走る広島、
一方のヤクルトはけが人が続出、
満足に戦力が揃わない中で、苦しい戦いを強いられていますが
前の中日との3連戦では打線が爆発!
バレンティンが3試合連続弾と勢いに乗っています。
この流れにのって、首位・広島の独走に待ったをかけたいところ!
注目の一戦、勝負の行方は、、、、、
広島・九里、ヤクルト・ブキャナンの両先発でゲームはスタート。
6月2日以来、久しぶりの先発マウンドとなった九里、
初回、いきなり先頭・坂口と山崎の連続安打で一・二塁と
ピンチを迎えますが、後続を打ち取り無得点。
まずまずの立ち上がりを見せます。
一方のブキャナンは初回、
やっかいな広島の上位打線をきっちり3人で片付けます。
しかし、油断のならない広島打線、
2回、先頭の鈴木が先制パンチ!
レフトスタンドへ20号ソロを叩き込み、広島が先制点を奪います。
そして3回、広島が畳み掛けます。
1死から田中の安打で出塁すると
ファースト・リベロの捕球エラー、鈴木の四球などで2死満塁のチャンス。
ここで打席に入った松山が
走者一掃となるタイムリーツーベース!
さらに3点を追加して、スコアは4対0と広島がリードを拡げます。
しかし、好調・バレンティンが黙っていません!
4回、バレンティンがライトへ19号ソロを打ち込み、1点を返します。
バレ砲はこれで来日最長タイ、自身4度目の4試合連続本塁打!
7月だけで10本塁打と止まりません!
しかし、点を取られると、すぐに取り返すのが今の広島打線。
5回裏、菊池が振りぬいた打球はグングンと伸びてバックスクリーンへ!
菊池の2年連続4度目となる10号ソロで広島が1点を追加します。
これで心を折られてしまったのか、
ヤクルト打線はここから沈黙。
広島には8回、エルドレッドのダメ押しとなる
23号2ランが飛び出し、勝負あり。
7対1で広島がその強さを見せ付ける試合となりました。
先制、中押し、ダメ押しと広島打線が躍動した
今夜のゲーム、勝負のポイントについて解説:廣瀬さんに
お話しを伺いました。
廣瀬純が見極めた勝負の分かれ目!
- 4番・鈴木の一発で広島が流れを掴んだ。
それに加えて、石原のリードも素晴らしかった。
バッターが苦手なコースを徹底的に突くリード、
よく打者を観察していた。
また、3回の攻撃、丸のゲッツー崩れから、
繋いで松山の走者一掃のタイムリーという展開。
相手が嫌がる攻撃をきちんと出来ている。
一方のヤクルト。
先発のブキャナンは力強いボール、小さく動くボールと
立ち上がりから打ちづらそうな雰囲気があったが、
カウントを悪くした時に、不用意にストライクを取りにいき
それを痛打されるという場面が散見された。
もう少し、緩急を使うピッチングが出来れば
投球の幅が拡がったように思える。
バレンティンのホームランは、広島からすると
本当にソロで良かったと思えるホームラン。
バレンティンのこの状態が続くようなら、
他球団にとっては大きな脅威となってくるだろう。
昨年より1ヶ月早い貯金27到達。
首位を独走する広島を止めるチームは現れるのか?
次回のエキサイトベースボールは
8月1日(火)夕方5時50分から、横浜スタジアムの DeNA-中日の第16回戦を、
解説: 「ミスターが命名 くせ者」 元木大介 さん
実況: 戸崎貴広アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/
ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/