本日のエキサイトベースボールは
京セラドーム大阪の 「阪神 – 広島」の第20回戦を
解説:吉田義男さん
実況:大阪ABC朝日放送 福井治人 アナウンサーで
お届けしました。
昨夜はおよそ3ヶ月ぶりの1軍マウンドとなった
阪神・藤浪が悔しい結果となり
首位・広島にカード勝ち越しを決められてしまった阪神。
3位のDeNAが背後に迫ってきており、
是が非でも一矢報いたい重要なゲーム。
注目の戦いの行方は、、、、、、、
阪神・岩田、広島・福井の両先発でゲームはスタート。
7月27日の今季初登板から2連勝中の岩田ですが、
初回、いきなり広島の上位打線に捕まります。
先頭・田中に四球を与えると、
盗塁リーグトップの田中、いきなり二盗を決め、
1死二塁とすると、丸がセンターへのタイムリーで
広島があっさりと1点を先制します。
1点を追う阪神は3回、
先頭・坂本、岩田の連続四球などで1死二・三塁とすると、
北條がしぶとくセンター前へ運ぶタイムリーで1点を奪い同点に追いつくと
1死一・三塁から福留がレフトへのタイムリーでさらに1点を追加!
2点を奪い、逆転に成功します。
勢いに乗る阪神は5回、
先頭・岩田の四球、北條の四球などで1死一・二塁とすると、
またもや、福留!
ライト線へ火の出るような鋭いタイムリーツーベースを放ち1点を追加!
1死二・三塁から続くロジャースがセンターへの
犠牲フライを放ちさらに1点。この回2点を追加し、
スコアは4対1。阪神がリードを拡げます。
しかし、首位・広島、このまますんなりと行かせてくれません。
6回、先頭・田中、菊池の連続安打、菊池の二盗、丸の四球で満塁とすると、
鈴木がライトへの犠牲フライを放ち1点。
1死一・三塁からピッチャー・岩田がワイルドピッチで1点を失い、
広島が1点差まで追い上げると、阪神ベンチが動きます。
2人目・桑原をマウンドに送りますが、
2死一・二塁から安部がライトへのタイムリーでさらに1点を追加!
広島がゲームを振り出しに戻します。
同点となり、スタジアムの緊張感が高まる中、
両チーム我慢の展開となります。
どちらも追加点を奪えないまま、ゲームは最終回へ。
同点のまま延長突入かとも思われましたが、、、、、
9回裏、
この回から広島は4人目・中田が登板。
先頭代打・俊介のレフトへのヒット、梅野のバント、西岡の四球で
1死一・二塁のチャンス!
打席に入った北條!ファウルで粘って中田が投じた10球目を
レフト前へしぶとく運び、1死満塁!
ここで迎えるバッターは、今日2打点をあげている福留!
2球目をきっちりとセンターへの犠牲フライにして、
3塁ランナー、俊介がホームを駆け抜け
サヨナラでゲームセット。
頼れるキャプテン福留の3打点の活躍で、
阪神が首位・広島に一矢報いた今夜のゲーム、
勝負の分かれ目について、解説:吉田さんにお話を伺いました。
吉田義男が見極めた勝負の分かれ目!
- 3打点をあげた福留はもちろんだが、
その福留に繋いだ北條が素晴らしい仕事をした。
特に9回の北條の粘りが大きかった。さらにその前、
先頭で出塁した俊介の仕事を大きかった。
ゲーム終盤、普段の広島であれば、
中崎か今村の場面だろうが中田だったが、
広島の油断か余裕からだったのだろうか。
しかし、その攻防の中で西岡を敬遠で歩かせたところに
広島の弱さがあるように見えた。
何はともあれ、北條の粘りが素晴らしかった。
ペナントもあと30数試合だが、
何が起こるかは最後まで分からない。
目の前の試合を一つずつ、コツコツやっていくしかない。
明日からの中日戦、全力で戦っていってほしい。
9回、しびれる場面で、粘りに粘って、福留の一打を呼び込んだ北條。
チームが一丸となった勝利で、明日以降に勢いがつきそうです!
次回のエキサイトベースボールは
8月18日(金)夕方5時50分から、東京ドームの 巨人-DeNAの第18回戦を、
解説: 「ミスターが命名・くせ者」 元木大介さん
実況: 清水大輔 アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/
ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/