宇佐見のプロ初本塁打は、サヨナラホームラン！

本日のエキサイトベースボールは
東京ドームの 「巨人 – DeNA」の第18回戦を
解説：「ミスターが命名･くせ者」 元木大介 さん
実況：清水大輔アナウンサーで
お届けしました。

昨夜はヤクルトに1点届かず敗戦、
3位DeNAとのゲーム差が5に拡がってしまった巨人。
CS進出のためには絶対に落とせない
直接対決の3連戦。
CS進出を占う重要な勝負の行方は、、、、、、、

巨人･田口、DeNA･石田の両先発でゲームはスタート。

6月17日から自身6連勝で2年連続の2桁勝利をマーク、
チームのエース左腕に成長した田口。
チームの期待をその左腕に託されてのマウンドですが
プレッシャーがあだとなったのか、
初回からDeNA打線に捕まってしまいます。

先頭･桑原がバットを折りながらもセンターへの安打で出塁すると
田中浩のバントで1死二塁！
そして打席には主砲･筒香！
筒香は初球を振りぬくと、またもやバットが折れながらも
センターへのタイムリー！
DeNAが幸先良く1点を先制します。

対するDeNA先発の石田は初回を9球で終える
上々の立ち上がり。

田口も2回以降は立ち直り、テンポ良く
DeNA打線から凡打の山を築いていきます。
ゲームが動いたのは4回！
1点を追う巨人は
先頭･マギーが、打った瞬間にそれと分かる
レフトスタンド中段に飛び込む特大の13号ソロで同点に追いつきます！
さらに1死から阿部、村田の連続安打で一･三塁とすると、
長野の内野ゴロ間に1点を追加！巨人がゲームを引っくり返します。

しかし、2年連続のCS進出を決めたいDeNAも
このまま引き下がりません。
6回、先頭･筒香がライトフェンス直撃のヒットで出塁、
宮崎の安打などで1死一･二塁とすると、
嶺井がレフトへのタイムリーツーベース！同点に追いつくと
その勢いのままに続く梶谷が、ライトスタンドギリギリに入る14号3ランを放ち、
この回4点を取り、逆転に成功します。

3点を追いかける巨人はその裏、すぐさま反撃します。
先頭･マギーが安打で出塁すると、
坂本勇がレフトスタンドへ14号2ランを突き刺し、その差1点！

緊張感の高まる東京ドーム！
まだまだDeNA打線は止まりません。
7回、この回から登板した2人目･西村を攻めます。
先頭･ロペスの四球と宮崎の安打、梶谷の四球などで1死満塁とすると、
代打･後藤がレフトへのタイムリーで1点を追加！
さらに倉本がレフトへ犠牲フライをあげて1点。
DeNAが再びリードを3点に戻します。

しかし、好調巨人打線、まだまだ諦めません！

7回裏この回から3人目･三上が登板すると、
1死から代打･宇佐見の四球、代打･橋本到のツーベースで二･三塁とすると、
陽がライトスタンドへ9号3ランを放り込み、
一気に同点に追いつきます。
このままの勢いで一気にゲームを決めるかと思われましたが、
DeNAも踏ん張り、ゲームは延長戦に突入！

延長10回の裏、ゲームを決めたのはあの新戦力でした！
9回から回またぎでマウンドに上がったDeNA･砂田ですが、
2死から代打･中井がツーベースで出塁！
そして、打席に迎えたのは宇佐見！
若武者が無心で振りぬいた砂田の5球目！
一直線にライトスタンドへ飛び込むプロ初HRが炸裂！
巨人が劇的なサヨナラ勝ちをおさめました。

再三リードを許すも、しぶとく追いつき、
新戦力の一発で巨人が今季5度目のサヨナラ勝利をおさめた今夜のゲーム、
勝負の分かれ目について、解説：元木さんにお話しを伺いました。

元木大介が見極めた勝負の分かれ目！

巨人の宇佐見はプレッシャーのかかる中、
見事な一発を見せた。
リリーフ陣が四球でピンチを招き、
悪い流れでの代打で四球を選んだことや、
延長10回に外野の頭を超えるだけで良かったのが、
まさかのオーバーフェンス。
本当に素晴らしい一打だった。
また途中から被ったマスクでは、
1点も与えてはならない場面が続いたが、
リードも冴えていた。
今日の試合は捕手としても打者としても自信になっただろう。
一方、2人目の西村は
もう少し良い内容の投球をして欲しかった。
「もう一度クローザーをやるんだ」という気持ちを持って
一から頑張って欲しい。

満員の東京ドームが歓喜に包まれた宇佐見の一発！
明日からの試合に勢いが付きそうです！

次回のエキサイトベースボールは
8月22日(火)夕方5時50分から、ナゴヤドームの 中日－巨人の第19回戦を、
解説： 「天才ホームラン･アーチスト」 田淵幸一さん
実況： 新タ悦男 アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに！