■エロゲーも最短でクライマックスにいきたい
DJのRAM RIDERさんは、先週の「マイゲーム・マイライフ」の放送でちょっと特殊なゲームのプレイスタイルであることがわかりました。それは、徹底した「エンディング至上主義」。映画を観るかのように、視聴者のような感覚でエンディングを観るのがRAM RIDERさんがゲームをする上での一番の目的。最短でエンディングに行くためにはあっさりと攻略サイトを見ることも厭わないのです。
そういうわけで、RAM RIDERさんはなんとエロゲーすらも“最短”を目指します。
RAM RIDER「恋愛シミュレーションゲームは、やらないなあ。パソコンの、エッチなやつは結構やったんですけど」
宇多丸「エロゲーはやるんだけども」
RAM RIDER「それもでも、やっぱりパラメーターとかをあらかじめ確認して、最短で行くっていう」
宇多丸「だははははは!」
RAM RIDER「違いますよ、そういう意味じゃないですよ、最短で“いく”っていうのは。エンディングっていう意味ですよ」
宇多丸「エンディングね、まあどっちも同じ意味な気がしますけど(笑)」
また、最近は主人公の見た目を自分に似せて作ることのできるゲームも多いですが、そういうのもRAM RIDERさん的にはNG。
RAM RIDER「最初に自分でキャラエディットをするようなのは苦手なんですよね。これがあると、作った人の主観があんまり入ってこなくなるというか」
宇多丸「ラムちゃんは作った人の意図というのをすごくこう、そのまま受け取りたいというか」
RAM RIDER「そうですね。極端な話、名前もつけられなくていいというか。名前くらい決めておいてほしいというか。(中略)自分の生き写しをゲームの中に投影したいというよりは、映画の中に入りたいというか、主人公の追体験をしたいという気持ちが強い」
宇多丸「僕なんかかなり自分にそっくりなのを作りますよ。俺みたいな奴がアメリカの真ん中でドッカンドッカン暴れているっていう」
つまり、RAM RIDERさんがエロゲーをするときは、自分を主人公に投影してあれこれ堪能しているのではなく、あくまでも他人であるエロゲーの主人公があんなことやこんなことを楽しむ様子を、覗き見している感覚なのでしょうか。気になります。
■今回のピックアップ・フレーズ
(「マイゲーム・マイライフ」のテーマ曲を作曲したRAM RIDERさん。作曲にあたっての裏話)
RAM RIDER「コンピューターの持つ無機質な感じじゃなくて、透明感というか、そういうのがソニーの音にはずっとあるんですよね。そういうのを(番組の)テーマ曲に出したかったというか。そもそもゲーム=ピコピコじゃなくしたのがソニーだと思っているので。そういう感じを曲に入れたかったんですよね」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)
<タマフル24時間ラジオ×マイゲーム・マイライフ合同企画>
8月31日に発売されるプレイステーション4用ソフト『New みんなのGOLF』をプレイ!
このように宇多丸さんのようなキャラクターを作ることもできます
「スロットモード」などの特殊ルールも
勝負は宇多丸さんの優勝で幕を閉じました
(ニコ生視聴者からは“接待ゴルフ”のコメント多数)