大野劇場＠前橋

本日のエキサイトベースボールは
上毛新聞敷島球場の  巨人－中日 の第22回戦を、
解説：「マイクを持った盗塁王」 緒方耕一さん
実況： 新タ悦男アナウンサーで
お届けしました。

昨夜は劇的なサヨナラ勝ちで幕を閉じた
松本市野球場での一戦！
今夜は前橋に移動して、敷島球場でのゲーム！
昨夜の勢い、そのままに巨人は連勝なるのでしょうか？
自身8連勝中の田口の左腕に
チームの命運が託されます！

巨人･田口、中日･大野の両先発でゲームはスタート！

自身8連勝中、22歳以下の9連勝となると、球団では
87年の桑田以来となる、大きな期待も背負っての田口！
初回、いきなり先頭･京田が四球を許すも、
近藤をショートゴロに仕留めてゲッツー！。
続く松井佑も三振で、3人で初回を終わらせます。
対する、大野。
先頭･陽にヒットを許すも、不調の坂本勇が
併殺打に倒れるなど、こちらも3人で終わらせます。

投手戦も予想されましたが、中日は2回、
先頭･ゲレーロの安打、谷の安打などで1死一･三塁とすると、
高橋がセンターへ犠牲フライ！
貴重な先制点を奪います。

しかし、連勝中の田口、簡単に追加点は許さず、
中日･大野は強気のピッチングでエンジン全開！
ここからゲームは均衡状態となります。
両者、スコアを動かせないまま、ゲームは中盤6回。
中日が田口を攻めます！
1死から松井佑、ゲレーロの連続安打などで2死一･二塁とすると、
谷の2号3ランが炸裂！
レフトのポールを巻いて、スタンドに飛び込む豪快な一発で
中日が中押し3点を奪い、スコアは4対0！

打線の援護をもらった大野！
巨人打線の打ち気を誘うピッチングで
凡打の山を築いていきます。
巨人打線は、そのまま大野を攻略できず、
大野は終わってみれば、127球2安打の堂々たるピッチングで
今季初の完封勝利！
巨人にとっては、非常に痛い敗戦となりました。

難敵･田口を打ち崩し、大野の好投で
中日が快勝した今夜のゲーム、
勝負の分かれ目について、解説：緒方さんにお話しを伺いました。

緒方耕一が見極めた勝負の分かれ目！

巨人は大野を打ち崩せなかったが、
それよりも田口を攻略した
中日の打線が素晴らしかった。
そして、結果的に谷の３ランが試合を決定づけたが、
とにかく先制が大きかった。
巨人打線はのらりくらり投げる大野にうまくかわされ、
狙い球を絞りきれずに打ち取られてしまった。
大野は荒れ球を良い方向にとらえ
自信を持って投げていた。
そして、最後まで球威が落ちず腕をふって投げていたからこそ、
つかみ取れた完封勝利だと思う。
不調の坂本は打球に角度がついてきているし、
良い手応えを感じてきていると思う。
次の試合に期待したい。

大野は昨年6月28日巨人戦以来で
通算6度目の完封勝利、プロ最少タイの2安打完封！
完璧なピッチングで、巨人は連勝とはなりませんでした！

次回のエキサイトベースボールは
9月6日(水)夕方5時50分から、
マツダスタジアムの  広島－阪神 の第23回戦を、
解説： 安仁屋宗八さん
実況： 広島RCC中国放送 石田充アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに！