毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
今週はゲストに女優の早霧せいなさんをお迎えして、
デュマ・フィスの『椿姫』(前篇)をお届けしました。
宝塚歌劇団雪組トップスターとしてご活躍されていた早霧さん。
退団されてから女性役を演じるのは、なんと今回が初めてとのこと!
「青年・アルマン役だと思っていたので、配役を見てびっくりしたんです!
ラジオドラマも初めてなので、緊張しますね。」
収録前はそう仰っていた早霧さんですが、
なんとも凛々しく力強く椿姫・マルグリットを演じていただき、
脚本家の横山さんからも「震えましたね、素晴らしかった!」と絶賛の声があがるほど!
一方で、以前舞台で椿姫・マルグリットを演じられたことがある朋子さん。
今回は青年・アルマンを演じられ、
「当時自分が感じていたものと、今改めて読んで受ける作品の印象が全然違う」と、
時を超えて伝わってくる本の奥深さに、感慨深げなご様子でした。
「宝塚の男役は、“男性そのものに成り切る”。一方で女優の男役は、“演じる”。
そういう違いがあるのかと発見出来て、面白いです!」と早霧さん。
来週も、今までにない初めての役柄を演じてくださっています!
貴重な放送を、お楽しみに♪
by 永瀬千裕