毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
今週も女優・武田梨奈さんをゲストにお迎えして、
先週に引き続きチェコスロヴァキアの作家「カレル・チャペック」の作品の中から、
1920年発表の「ロボット」(後編)をお送りしました。
1920年発表の「ロボット」(後編)をお送りしました。
さて、続きが気になる終わり方をした前篇の続き、今週はシリアスなシーンからの始まりです。
人類のためにとロボットを作ったハリーと、それに恩恵を受けながらも何処か違和感を感じるヘレナ。
緊迫した状況の中、両者の意見は真っ向からぶつかります。
緊迫した状況の中、両者の意見は真っ向からぶつかります。
朋子さんから「芯のある透き通った声」と言われた武田さんの声は、
このシーンではより一層力強く響きました。
このシーンではより一層力強く響きました。

物語の最後は、心が無いはずであったロボット同士が惹かれあい、想いを伝え合うという、
現代でも映画などの題材にされるようなラストで、
改めて、100年前の作品ということに驚きです。
現代でも映画などの題材にされるようなラストで、
改めて、100年前の作品ということに驚きです。
お芝居が終わって、ケータリングコーナーからエネルギー補給にとバナナを選んでいた武田さん。
なんだかお茶目な一面を見れた気がしました(笑)
なんだかお茶目な一面を見れた気がしました(笑)

とても現代に通づるような奥深い物語の「ロボット」
これをきっかけに、是非原作をお手に取ってみてはいかがでしょうか。
by 北村健人