7月20日(金)の「生活情報のコーナー」では、TBSラジオのムシキングこと、アナログタロウさんをゲストに迎えて「全国の虫キッズに捧ぐ…クワガタ飼育講座〜! 」と題し、昆虫を飼う際のコツや持っておくべき便利グッズについて伺いました!
クワガタの魅力は?
アナログさんいわく、「クワガタの一番の魅力は、その種類の多さ」だといいます。カブトムシは日本に1種類しかいないのに対して(そうなんですね!)、クワガタは何十種類もいるのだそう! その中でもアゴの形が異なっており、小さいアゴや丸まっているアゴを持っているクワガタなど、違いを見つけるのが楽しみの一つ。
さらに、クワガタは飼いやすいという点もあります。また、クワガタの種類や飼育方法次第で冬を越えることもできるという点も、クワガタならではの魅力!カブトムシよりもはるかに長く生きることができ、2〜3年生きることも珍しくないそう。すごく寒い冬を飼育ケースで経過させ、翌春に無事生存が確認出来た瞬間は喜びも一塩です!
アナログさんが育てるクワガタが登場
クワガタの魅力を語ってもらっているところでスペシャルゲストとして、アナログさんが飼っているクワガタが登場しました!
こちらはオオクワガタのメス。2016年にネットで卵を飼ってからいま2歳になり、成虫として一度冬を越えてもいるそうです。女性の親指くらいで、とてもツヤがあります。
クワガタ飼育のコツは?
飼育ケースには木材チップや落ち葉を入れよう
クワガタは転倒すると、カメのように起き上がれなくなってしまいます。そのため、木材のチップや落ち葉を入れて、クワガタが起き上がれるようにしておきましょう。木材はカビが生えることもあるので、落ち葉がおすすめです!
飼育ケースに入れるクワガタは一匹ずつ
クワガタを同じ飼育ケースに2匹以上入れてしますと、オス・メス関係なしにケンカをしてしまい、傷付けあってしまいます。
エサは「昆虫ゼリー」を使おう
クワガタに十分な栄養を与えることができないため、エサには昆虫ゼリーを使いましよう。スイカを与える人もいますが、ほぼ水分なので栄養が足らず、さらに腐ってしまうこともあるため不向きとのことです。
昆虫ゼリーは100円ショップでも手軽に購入することができますので、エサには昆虫ゼリーを使用しましょう!
直射日光はNG!
クワガタは日差しにあまり強くないため、直射日光の当たらない場所で飼育しましょう。いまは外の日陰でも暑いため、室内で冷房の効いた部屋で飼育してあげましょう。
クワガタ飼育に持っておきたいアイテム
クワガタ飼育には、霧吹きと虫よけシートが必須だとアナログさんは言います。
霧吹きは飼育ケースの中やクワガタの体を潤すために必要です。また、虫よけシートを飼育ケースとフタの間に入れておくことで、コバエなどの虫の侵入を防ぐことができます。さらに、虫よけシートは水分の蒸発をゆるやかにする効果もあるので一石二鳥です!
これらのグッズは100円ショップやホームセンターで手軽に手に入れることができます。
全国の「虫キッズ」の皆さん、生き物は大切に育てて、かわいがってあげましょう!