8月29日(水)放送の「スーさん、コレいいよ!」のコーナーではゲストにランジェリーアドバイザーの湯浅美和子さんをお迎えして、正しい下着の洗い方を教えていただきました!
下着は別名セカンドスキン
スタジオにはテーブルいっぱいにブラジャーやパンティー、男性用のショーツなどが並んでいます。え? 下着の洗い方って洗濯機にポイっではないんですか? どうやら違ったようです……。
下着は別名セカンドスキン、第二の皮膚といわれています。自分の皮膚をどう扱うか、考えていきましょう。
まずはブラジャー!
洗濯機にブラジャーネットありますよね? 実はこれ……みんなを迷わせているそうです。ネットにいれればいい、というわけではなさそうです。
ブラジャーを買うとき、サイズだけでなく、もう一つ注目してほしいのが洗濯表示だそうです。洗濯表示は2016年の年末に新しくなりました。
出典:消費者庁
洗面器に掌を入れているマーク、これは手洗いのマークです。洗面器に数字が書かれたもの、だいたい、下着の場合40と書かれています。この40は水温の限界温度です。つまり40度。洗面器の下に棒が1~2本あるもの、これは1本増えることにデリケートですよ、という意味です。
ブラジャーは手洗い推奨!
ブラジャーは大体「洗面器のマーク」がほとんど。レースがついていたり、普通のものもほとんど手洗いなんです。スーさんはノンワイヤータイプを使われているそうですが、
私達、洗濯機入りませんよね。あれ、なんか不機嫌になってきました?おふたり? リラックスブラだけは洗濯機OKになっています。表示が優しいデリケートなタイプなもの。そういうのをブラジャーネットにいれて洗濯機で。
では気になる洗い方は?
手洗いで本当に汚れはとれるのでしょうか? もちろん皮脂の汚れや、夏なら汗がつきますが、洗いすぎには要注意です。自分の皮膚を洗うとき、30分も40分もごしごし洗わないですよね? 実は、手洗いは1分でいいそうです。これは驚き。
湯浅さんの場合は、お風呂に入るときに、一緒に洗ってしまうそうです。ブラジャーはフックを止めて、人肌くらいの温度で洗面台や洗面器にお湯をためて、洗剤を入れた後にブラジャーをいれて、きゅっきゅっきゅっと洗う程度でよいそうです。軽くつまむくらい、ねじったり、ひねったり、ごしごし洗う必要はありません。
ブドウを絞るくらい洗っていたというスーさんは驚きのご様子。また、柔軟剤もつかったほうがよいそうです。洗濯機でネットにいれて一緒に洗うと、弱アルカリ性の洗剤を使う方が多いと思いますが、デリケートなセカンドスキンなので、おしゃれ着洗い用を使い、柔軟剤もちょっと足すだけでトリートメント効果が高まります。
湯浅さんの最近のブームはコスメキッチン、パッケージもかわいくて香りもよく、アロマ効果もあるので、洗いながら自分も癒されるし、さりげなくほのかな香りが残るので勝負下着とかにも……。ちょっと値が張るけど、プレゼントに最適です。あげるほうもプレゼント代としては高くありません。
自分にご褒美じゃないですけれど、自分の下着を洗うことが、お肌の延長を洗うと思っていただき、中性洗剤をいれて、1、2、3と優しくゆっくり洗ってあげましょう。
お次は干し方
実は、部屋干しがおすすめです。直射日光に当てると変色してしまう可能性があります。水をある程度きらないと、部屋干しのにおいがついてしまうので注意です。脱水機は避けましょう。そもそも下着の洗濯機に入れられる時間は、3~5分が限界と言われています。フックをはずし、ハンガーにかけてフロントのとこから折り曲げて、ブラジャーの型崩れをしないように。フックをハンガーに下げると重みで伸びてしまうので注意です。型が崩れるということは自分の体が崩れるということです。
そしてメンズパンツ
メンズパンツ、皆さん洗濯機で洗ってますよね? 実はメンズパンツは、ブラジャーと同じ洗いマークが! これは知らなかった! 適温40度、弱い洗濯機で、ということです。一番汚れやすいのはデリケートな部分が触れる箇所です。できれば手洗いのほうがいいですが、男の方は、めんどくさくてやらないですよね。ネットをつかってできれば普通の洗濯物と別で洗うのが一番いいそうですよ。
メンズパンツを干すときは?
ゴムが劣化しないことを意識するとよいそうです。裾の方から洗濯バサミでつまんで、挟むときもゴムの位置を2枚重ねて止めるのではなく、内側と外側でとめてあげることによってパンツの寿命が伸びます。穴が開いてたり、ゴムが伸びているパンツを履いている方もいますよね。
いかがでしょうか。下着は丁寧に、自分の第二の皮膚だと思って扱いましょう。