毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
今週はゲストに町田啓太さんをお迎えして、
シャミッソーの『影をなくした男』前篇をお届けしました。
町田さんは柔らかい声を持つ朗らかな印象の好青年。
作家の横山さんの「コミカルになってもいい」というひと言を聞いた後、
町田さんのお芝居が、目に見えて伸び伸びと!
ディレクションを助けに、すぐさまコミカルな芝居を返す町田さん。
テストを経て本番ではノリノリで、
何役も癖のある役を演じる中嶋さんとの掛け合いも楽しそうでした。
中嶋さんはこの回だけで、性別も年齢もバラバラな4役を担当。
これには町田さんも驚いていました。
個人的には中嶋さんが演じる老婆がお気に入りです。
この番組で中嶋さんは何度も老婆を演じていますが、その度に楽しく聴いています。
今回少しの登場でもインパクトを残すお芝居に、やはりハマリ役だと感じました。
(失礼かしら?!)
後篇はさらに新しい役、
そして町田さんの様々なタイプのコミカルさが見られそうです。
お楽しみに!
(by 田上真里奈)