11月2日(金)の「生活情報のコーナー」では、
“握力が弱くなっても使いやすい文房具” を特集!
車椅子ライターの波子さんに取材し、
弱い力でも使いやすい文房具について、説明していただきました。
「今は大丈夫」という方でも、周囲に必要とする人がいるかもしれませんし、
小さなお子さんにもオススメの筆記具についてのお話。
ぜひ、ラジオクラウドでお聴きください。
握力が弱くても使える文房具〜筆記具 編
怪我や病気、あるいは年齢を重ねる毎に握力が落ちてきて、
昔は簡単に出来ていた動作が上手く出来なくなってきた…という方、
少なからず、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな時でも、ちゃんと使える便利な文房具を紹介していきます。
そして、取材にご協力いただいたのは、車椅子ライターの波子さんです。
波子さんは、子どもの頃から、「脊柱側弯症」をわずらい、
また、「先天性ミオパチー」のため、2006年から、杖歩行。
2014年から、外出の時には、簡易型の電動車椅子を使うようになりました。
波子さんは、文房具や便利グッズに詳しいことから、
「産経新聞・奈良版」にコラム「車いすでみるなら」を連載。
また、文房具のポータルサイト「文具のとびら」では、
「車椅子ライターから見た『弱い力でも使いやすい文具たち』」を月1回、連載中です。
- 自分がそうなるまでは想像できなかった。
伝票を書くときに複写式の伝票がうまく書けなかった。
そう話す、波子さんの現在の握力は、およそ15キログラム。
これは、40代女性の平均握力の半分ぐらいだそうです。
ただ、波子さんは、「元々、文房具が大好きだった!」とのことで、
「自分なりに文房具を紹介する切り口が見つかって、すごく嬉しい」とも仰っています。
では早速、波子さんオススメの文房具を紹介していきましょう!
筆圧を自分の好みで変えられる!セーラー万年筆「G-FREE」
こちら、ペン先を出す時にノックするボタンを「カチカチ」と回すと、
ペン先が引っ込む固さを変えられる、というボールペン。
メーカーによると、この機能により、手の筋肉負担を10%以上も減らせるそう!
また、従来のインクより紙への抵抗が少ない「低摩擦 油性インク」を採用。
そのため、筆圧が弱い人でもあまり疲れずに筆記できるそうです。
2014年の発売から、累計40万本以上を売り上げているヒット商品。
税抜200円から販売中です。
力いらずで使える!呉竹「美文字 完美王」
- 軸が太くて、手に持ちやすく、100枚書いても疲れない!
軸を押さなくてもインクが出てくれるので、常にしっとりしています。
波子さんがそう語る通り、従来の筆ペンと違い、
グリップをギュッと握らなくてもインクが出るのがウリ!
筆先も柔らかく、従来の筆ペンより軽く滑らかです。
ペン先は、極細・中字・太字の3種類。インクも、黒や朱色、薄墨があります。
筆ペン「完備王」は、税抜500円となっています。
ある不満を解消した油性ペン!ぺんてる「ノック式ハンディ ペンテルペン」
- 油性ペンのキャップを開けるのは、とても固い…
でも、これなら親指1本でペン先を出すことができます!
こちらは、ノックでペン先を出す油性マーカー。
片手で扱うことができますし、キャップを失くす心配もありません!
また、ペン軸が太くて持ちやすいのも、オススメポイント!
ペン先は、中字と太字。
また、「ハンディS「という細字タイプや、
「ハンディラインS」という蛍光ペンのタイプもあります。
ぺんてる「ノック式ハンディ」シリーズは、税抜150円です。
今回の情報を聞いて興味が湧いた方は、
波子さんの連載「車椅子ライターから見た『弱い力でも使いやすい文具たち』」を、
ぜひ、ご覧ください。文房具のポータルサイト「文具のとびら」に掲載されています!
以上、生活情報でした。引き続き、何卒!