2019年1月22日(火)放送の「生活情報のコーナー」では、『贅沢食パン』のおいしい食べ方を実践!
口コミやSNSでも話題の高級食パン=贅沢食パン。普通の食パンより、正直お値段が高い。ただ、1時間以上の行列ができるお店も。そこで贅沢食パンについて取り上げたいと思います。
ブームはいつから?
そもそも、贅沢食パンブームは、2013年4月にセブンイレブンが売り出した「金の食パン」がきっかけの1つではないかと言われている。そこから、パン屋さんや食パン専門店が出来るなどどんどんブームが広がった。
そんな贅沢食パン、普通の食パンと何が違うのか、パン料理研究家で番組でもお世話になっている片山智香子さんに伺いました。片山さんによると、バターや生クリームなどの乳製品が多く使われている。そのため普通の食パンよりも口どけがいいそう。そして最大の特徴は生で食べても美味しい、ということ。
そんな贅沢食パン、ブームということもあって、様々なメディアが紹介。ついには、パンの専門家10人が10種類の食パンを食べ比べて点数をつけるという、集大成的なランキングも発表されている。ただ、どのように食べればいいのか、保存方法はどうすればいいのか?さらに、おいしく焼き戻しする方法などはあまり見つからない。そこで!きょうは、贅沢食パンをおいしく食べる方法をご紹介します。
「乃が美」の食パン
用意した贅沢食パンは、全国に100店舗ほどあって、パンの専門家が上位に挙げる「乃が美」。購入したのは、店舗は麻布十番駅から3分ほどの「麻布十番店」。
お店にはレギュラーサイズの2斤=864円(税込)と、ハーフサイズの1斤=432円(税込)が売られていた。パンはこの2種類のみ、あとはジャムやラスクだけ。そんな乃が美の食パンは生で食べてもおいしいとのこと。
贅沢食パンのおすすめの食べ方
焼かないでも、何もつけないでも、そのまま生で食べておいしい、というのが「乃が美」も含めて贅沢食パンの特徴だそう。ただ、贅沢食パン、これだけおいしかったら生以外でもおいしい気が。そこで、片山さんにおすすめの食べ方を伺いました。
片山智香子
生で食べた方が美味しい、というよりも、生で食べても美味しいというのが正しい。ある意味贅沢食パンは、何通りも楽しめる。生でもトーストしても美味しい。元々の生地が甘いので、さらに甘いものを乗せても美味しい。わたしはブルーベリーのような酸味のあるものを乗せて味のアクセントにして食べたりすることもある。いろんなバリエーションがある。
生が美味しいではなく、生も美味しい、と。
食パンを美味しく食べるための保存方法は?
ただ、贅沢食パンは1斤売りなどでカットされていないパンも多いそう。すぐには食べきれない、という方もいると思うのですが、どうやったら美味しいまま保存できるのか?再び片山さんに聞きました。
片山智香子
2、3日のうちに食べないのが分かっていたら、スライスして冷凍庫にすぐ入れて凍らせてしまった方がいい。スライスした時点で劣化は始まるので、できるだけスライスはしない方がいいが、冷凍保存する意味では後からカットできないので、スライスして冷凍した方がいい。ラップでくるんで。においをつけないためにはアルミ。逆に冷蔵はしない方がいい。パンに良くない環境なので。
お店でスライスしてもらえるところもある。2,3日のうちに食べるのであればいいが、スライスした時点で劣化が始まるので
保存することが前提であれば、家でスライスした方が劣化が抑えられる。
食パンを美味しく食べるための「焼き戻し方法」は?
冷凍保存したあと、美味しく食べるために焼き戻しますが、どうやったら美味しく焼き戻せるのか?さらに常温で保存していた場合の焼き戻し方法についても片山さんに聞きました。
片山智香子
いろいろ試してみたんですけど、冷凍したものをトースターに入れて焼く形で大丈夫です。レンジでチンは必要ないです。2、3日のうちに食べるため常温で保存しているものがあるじゃないですか、数日経っても美味しく食べたいときは麦茶をかけることをおすすめします。パンも小麦で麦茶も麦なので、同じ麦なので相性がよくて色合いもいい感じにつく麦茶をかけてトースト。直接かけちゃうとべちゃっとしちゃうのでふんわりかけるように4回かける。
常温に戻してから焼き戻す方法も試したそうですが、結果的にはそんなに変わらなかったそう。
そして常温で2,3日保存していた場合の美味しい食べ方は麦茶を霧吹きでかけて食べる方法。
みなさんも試してみてください。