2019年9月10日(火)放送の「生活情報のコーナー」では、「初挑戦!和菓子作り」
ここ数年で恒例になりました。杉山真也アナウンサーののお菓子作り。これまでいろいろと作りました。
一昨年のクリスマス:「ブッシュ・ド・ノエル・ブラン」。
去年のバレンタイン:「チョコファッジ」(少し硬い具だくさんの生チョコ)。
去年のクリスマスは:「ベリーのシャルロット」(女性の帽子に見立てた洋菓子)
今年のバレンタイン:「ガトー オ ノワ ド グルノーブル」(フランス・グルノーブル地方のくるみのお菓子)
これまで、洋菓子を作ってきたのですが、今回は、和菓子に挑戦しました!和菓子作りを教えてもらえる教室、都内にもたくさんあるんですね。その中で、今回和菓子作りを教えていただいたのは、日本橋にある和菓子教室「ももとせ」の安田由佳子先生です。
練切玉菊
「練って切った玉=球体の菊」のお菓子。
9月になると、和菓子の世界では「菊の花」がたくさん出てきます。その理由はきのう=9月9日が「重陽(ちょうよう)の節句」だから。重陽、というのは「重ねる」の「重(ちょう)」に、太陽の「陽」で重陽。
昔、中国の「陰と陽」=陰陽の考え方でいうと、数字の偶数が陰、数字の奇数が陽。奇数は縁起の良い陽の日とされて、3月3日、7月7日など奇数が重なる日を幸多い日と考えました。中でも一番大きい陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、大きな陽が重なる日が、転じて大きな陰=つまり悪いことも起こりやすいと。そんな悪いことが起こらないように、ということで、厄落としのようなことをして、9月9日を無事に過ごすことが考えられました。
そこで出てきたのが菊。菊の花は切り離れしても長持ちする花。昔から長寿のイメージのある花なので、菊の不老長寿のエネルギーをもらおうと、お酒の上に浮かべて飲んだりした。それが和菓子の業界では残っていて、9月になると菊の花が出回る、という。
①白玉粉と水、上白糖を混ぜて和菓子の材料のひとつの求肥をつくります
②餡を包む白生地を作る。白あんを小吹芋状にして求肥を加え、よく混ぜる。
③中身の餡を丸めて形を整える
④生地に色を付けるために食用色素を使ってさきほど作った白生地のうち、少量に黄色、緑、ピンク、紫をそれぞれつける
⑤白生地にピンク色、紫色の生地それぞれを加え、餡をシュウマイみたいに包む
⑥包んだものに細い切れ目=筋を放射状に入れていき、放射状の中央に黄色い生地を乗せる。
⑦菊の葉の型に切り抜いた緑色の生地を乗せて完成
今回和菓子を教えていただいたのは日本橋の和菓子教室「ももとせ」の安田由佳子先生。
教室の詳しい情報は、ネットで、和菓子教室『ももとせ』と検索してください。