2019年11月27日のゲストは、公園に詳しいライターの佐々木志野さん
プロフィール
IT企業で主婦向けWEBメディアの編集業をしつつ、個人では、ご当地スーパーとご当地食品の紹介サイト「ゴトウチスーパードットコム」を運営。・東京から、北へ南へ、全国のスーパーへ毎月足を運んで面白いご当地食品をチェックされています。1976年生まれ。広告制作会社、新聞社等の勤務を経て独立。公園巡りを始めて２０年以上。季節ごとの魅力や楽しみ方を知り尽くした「公園マスター」。都内の主要な公園はすべて網羅し、公園ごとのお楽しみフードや飲み物、巨木は必ずチェックしているそう。
キレイに色づいた木々を楽しむのはもちろん、落ち葉やどんぐりを拾ってインテリアにするのもいいですね。
いろんな紅葉が楽しみたいならここ！品川区・林試の森公園
東急東横線・三田線「武蔵小山駅」から徒歩10分。目黒区と品川区にまたがる都立公園。年輪をイメージした円形の広場があって、そこが目黒区と品川区の境界です。
以前は林業試験場で、どんな木が日本の風土に適しているかを調べるためにいろんな木が植えられたので、木の種類が多いです。巨木もたくさんあります。倒木が土に還る様子を観察するために、台風で倒れたユリノキも展示されています。東西に細長く、公園の外周をぐるっとまわるのに45分くらいかかる広さ。売店や駐車場はありません。
どんな紅葉が楽しめる？
ポプラ、プラタナス、ミズキ、ラクウショウなどの紅葉が楽しめます。ちなみにラクウショウというのは北アメリカ原産の木で、スギの仲間。落ちる羽の松と書きます。ふわふわ落ちる様子が羽みたいに見えるんですよ。
園内のおすすめスポットは？
公園中央にある池周辺のラクウショウの森と、西門から近いプラタナスの並木。ラクウショウの葉はレンガ色、プラタナスの葉っぱは明るい黄色に染まります。
紅葉の様子がツイッターで確認できる！練馬区・光が丘公園
大江戸線の「光が丘」駅から徒歩8分。練馬区最大の都立公園で、東京ドームおよそ１３個分の広さがあります。スポーツ施設が充実していて、野球場4面、テニスコート8面、陸上競技場、弓道場などいっぱいあって、活気があります。
どんな紅葉が楽しめる？
イチョウ、ヒマラヤスギ、クスノキ、トチノキなどの紅葉が楽しめます。 人気のイチョウ並木の色づき具合は、光が丘公園が運営しているツイッターで確認できます。
https://twitter.com/ParksHikariga?s=20
園内のおすすめスポットは？
おすすめスポットはイチョウ並木と芝生広場です。イチョウ並木は３か所あって、光が丘駅の方から延びる「ふれあいの径」と
園内中央付近にも２か所あります。どれも大木ばかりで見ごたえがあります。全体がゆるやかな丘になっている芝生広場の見どころも、実はイチョウです。並木ばかりがクローズアップされがちですが、芝生広場にあるイチョウも必見。一本で圧倒的な存在感を放つ巨木。高さだけでなく横幅があるのが珍しい。
ライトアップが幻想的！杉並区・大田黒公園
荻窪駅から徒歩１０分。およそ9千平方メートルの敷地を持つ、杉並区の区立公園。音楽評論家の大田黒元雄（もとお）さんの屋敷跡地に整備された日本庭園でニシキゴイが泳ぐ池や数寄屋造りの茶室など、風情ある場所です。
どんな紅葉が楽しめる？
モミジ、ケヤキ、イチョウなどの紅葉が楽しめます。
園内のおすすめスポットは？
池の周辺や入口のイチョウ並木は、特に紅葉がキレイです。ここは、なんといってもライトアップが素晴らしいので、ぜひ日没後に行ってほしい。真っ赤なモミジや橙色に染まったケヤキの葉が池に映って美しい。今年のライトアップは、11月22日から12月1日の予定です。
通常は午後５時で閉園しますが、ライトアップ期間は午前9時から午後８時まで開いていて、午後７時４５分まで入園可能できます。
