2020年1月6日(火)放送の「生活情報のコーナー」では、「新年を祝う各国のお菓子特集!」
2019年の生活情報で、クリスマスのお菓子について特集。世界各国でクリスマスに食されているお菓子の中から、日本でも販売しているお菓子を集めました。意外と、いろんな国のクリスマスのお菓子が集まりました。
そこで、今回は、新年を祝う世界各国のお菓子を特集しよう、ということで、調べてきました!ただ、結論から言いますと、新年のお菓子、クリスマスのお菓子ほど、日本にまだ浸透していませんでした!どういうことか・・・・
世界の新年のお菓子事情
例えばドイツでは新年にノイヤールス・プレッツェルというお菓子を食べるそう。ノイヤールスは、新年という意味で、プレッツェルはドイツの伝統的なお菓子。プレッツェルというと、少し塩味が効いているイメージがあるかもしれませんが、ノイヤールス・プレッツェルは、バター味が強い、という情報があります。
・また大きさも普通のものより大きいようです。ただ、日本ではまだ浸透していないようで、ドイツのパンを販売するお店などに電話をして確認してみたんですが、電話をした店舗の中で、販売しているところはありませんでした。
ほかにも、イギリスのアンブロシアケーキ。黒糖を含んだスポンジ生地に、ドライフルーツやナッツをたっぷり使った、イギリスの伝統的なケーキで、新年に長寿を祈って作られる祝い菓子。
シンガポールのパイナップルタルト。旧正月を祝う際に食べるタルト。パイナップルジャムを詰めた小ぶりなもので、お土産などでも人気なんですが、こちらも日本ではあまり浸透していないようでした。
日本でも手に入るもの
オランダ、オリーボーレン!
オリボルン、オリボレン、などとも呼ばれる、甘い揚げドーナツ。小麦粉、卵、イースト、牛乳でできたボール状の生地を高温の油で揚げた
シンプルな丸いドーナツ。主に、大晦日や年末に食べるそうなんですが、年明けにも食べられているそう。このオリーボーレンは、ドーナツ専門店「ジャック イン ザ ドーナッツ」で手に入れました。
「ジャック イン ザ ドーナッツ」は、都内では、ヨドバシカメラ秋葉原店、イオンモール東久留米店、イーアス高尾店がある。価格は、税込み180円。
フランス、ガレット・デ・ロワ!
去年も取り上げたガレット・デ・ロワ。改めて説明します。ガレット・デ・ロワは、フランス菓子で、「王様のガレット」という意味。1月6日の公現祭(こうげんさい)に食べられている伝統的なお菓子。公現祭はキリスト教の祝日で、キリスト教にとって特別な日という。
フランスでは「ガレット・デ・ロワを食べないと一年が始まらない」と言われるほどの定番お菓子。
そんなガレット・デ・ロワ、どういうお菓子かというと、見た目は、アップルパイのホールのよう。パイ生地の中にアーモンドクリームを入れたシンプルなお菓子。お菓子の中には、一つだけ「フェーヴ」と呼ばれる陶器の焼き物が入っています。「ガレット・デ・ロワ」を切り分けて食べて、フェーヴが当たった人はその年を幸せに過ごすことができるとされる運だめしの要素があるというお菓子です。
そんなガレット・デ・ロワ、日本でもここ数年でかなり話題になっていて、いろんなお店がこの時期に出している。
「ドンク」のガレット・デ・ロワ!
しっとりとした食感で口どけのよいパイに、アーモンドクリームを入れて焼き上げた味わい深い一品、ということです。ドンクでは、フェーヴの代わりにアーモンドを入れている。陶器のフェーヴも別添えになっていて、紙の王冠もついている。1月15日(水)まで販売されている。税込み2,160円
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のガレット・デ・ロワ!
・価格はナチュール3240円、マロンは3456円!
フランス産発酵バターの香りが豊かに広がる繊細な食感のフィユタージュに、スペイン産アーモンドの旨味を閉じ込めた濃厚な口あたりのクレームダマンドを重ねまし
た。フレーバーは、スタンダードな「ナチュール」と栗の旨味とコクがぎゅっと詰まった新作「マロン」の2種。こだわりの素材とやさしい食感が繰り広げる至福の美味しさをお楽しみください。
こちらは、伊勢丹新宿店で購入。実は、伊勢丹新宿店の地下は今年、ガレット・デ・ロワをかなり取り扱っている。1月6日現在、フランスの名ブーランジュリー<ル・グルニエ・ア・パン>のパティスリー<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>のガレット・デ・ロワ。<アンデルセン>の「ガレット・デ・ロワ」。<メゾンカイザー>ガレットデロワなどたくさん取り扱っています。
期間限定商品もありますので、お問い合わせの上、伊勢丹新宿店に行ってみるのもおすすめです。
ガレット・デ・ロワを食べる時には、誤飲には十分に気をつけてください。小さなお子様、ご年配の方は特にご注意しましょう。