今日、8月15日は終戦の日。75年の月日が流れました。
長崎県出身のMISIAさんは、子供の頃、
夏休みの登校日に「平和教育」のカリキュラムがあるなど、
戦争の話が身近に存在していたそうです。
ただ、その後、転校した福岡の学校では、
平和教育などがなかったそう。
皆さんの学校では、いかがでしたか??
そんな終戦の日の今夜は、
「戦争」や「反戦」をテーマにした映画を
MISIAさん、バビ江さんがそれぞれセレクトして
ご紹介しました。
まずMISIAさんがセレクトした作品は・・・
「母と暮らせば」と「父と暮らせば」。
こちらは井上ひさしさんが構想していた、広島、長崎、沖縄を舞台にした、
「戦後命の三部作」と呼ばれるものを、山田洋次監督が作品化したもの。
舞台化され、映画化もされているもの。
続いて、バビ江さんが紹介したのが・・・
「FOR THE BOYS」
第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争において、
軍を慰問したエンターテイナーをテーマにした作品。
主演はベット・ミドラー。
MISIAさんが2本目にチョイスしたのは・・・
「マレーナ」
ジュゼッペ・トルナトーレ監督、モニカ・ベルッチ主演。
第二次世界大戦のイタリア、シチリア島が舞台。
少年レナートの視線の先に存在する女性、マレーナ。
戦中・戦後と、彼女を取り巻く状況が変化していく中、
それを見つめるレナート・・・その結末は・・・
最後にバビ江さんがセレクトしてくれたのは・・・
「HAIR」
ベトナム戦争へと向かう青年と、ヒッピーたちの交流を描いた
ミュージカル映画。
タイトルにもなっている「HAIR」とは、
1960年代、長髪にすることで反体制の意思表示をしていた、
というところから。
バビ江さん的には、ちょっとわからない部分もあったそうですが、
作品としては、ロックとミュージカルの融合、
という部分でも大きく注目を集めた作品。
また、MISIAさんが紹介した「茶色の朝」は、
フランク・パヴロフ著、ヴィンセント・ギャロ絵、という本。
知らず知らずのうちに、ある考えが浸透していってしまい、
別の意見を言えないような世界になってしまっていく、という内容。
ナチス・ドイツや、戦時下の日本の教育も、
そういったものだったのかもしれませんよね。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b51933.html
〜RAINBOW NEWS〜
「結婚の自由をすべての人に」という訴えのもと、
「同性同士の結婚が認められないのは憲法違反だ」として・・・
3組のカップルが国を相手に損害賠償を求めた裁判が、
今月5日、北海道・札幌地裁で開かれました。
同様の裁判は、「札幌」を含め「東京」「大阪」「名古屋」「福岡」という
5つの裁判所で起こされていますが・・・今回、原告側・・・つまり、
同性カップルに対する「本人尋問」が行われるのは全国で初めてということで、
注目の裁判となりました。
尋問では「パートナーが急病でも面会が認められない」
「共同でローンが組めず、相続もできない」などといった、
結婚を望む同性カップル当事者が感じる不利益について語られました。
現在、日本国憲法「第24条」では、
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立する」とあります。
今後、日本でも「同性婚」が認められるようになるのか?
各裁判所の判断を注目していきたいところです。
今週お届けした楽曲は・・・
♬:オルフェンズの涙(SOUL JAZZ VER.) / MISIA
♬:Blowin’ In The Wind / Bob Dylan
♬:Stuff Like That There / Bette Midler
♬:Where Have All The Flowers Gone? / Peter,Paul & Mary
♬:Aquarius/Let The Sunshine In / The 5th Dimension
♬:Mercy Mercy Me(The Echology) / MISIA