TBSラジオ『東京エレクトロンpresents夢★夢Engine！』（毎週土曜 深夜24時30分～放送）毎週科学者や研究者をお招きして、研究することの面白さや楽しさを伺っています。
1月7日(土)、14日(土)の放送は、「エロい魚」を科学。
ゲストにお招きしたのは「エロい魚」の交尾を観察・研究・撮影する、
瓜生知史（うりゅう・とものぶ）さん。
東海大学海洋学部を卒業した瓜生さんは、伊豆の海でダイビングをしながら、
水中写真家として、魚の撮影をしています。
魚を撮影する中で、魚の交尾や求愛行動に注目するようになった瓜生さん。
ビデオで撮影できるようになり、さらにその珍行動の不思議が明らかになったそうです。
今回、ご紹介いただいたのは･･･
まずは「メスから、キスを迫る魚♪」。
テンジクダイという魚で、メスがオスのほほの辺りに、激しくキスをするのだとか！
しかも、２時間近くも、キスしてるそうです。
なぜメスがオスに対して、求愛行動をするかというと、
通常、卵子よりも精子のほうが小さいので、メスが卵に使うエネルギーに比べ、
オスはさほど、エネルギーを使いません。
そのため、余ったエネルギーで、激しい求愛をするのですが･･･
テンジクダイは、オスが「口内保育」をするそうで、
（卵から孵化するまで、オスが口の中で育てる）
そのため、メスは求愛のエネルギーが、ちょっと余るのだとか。
その余ったエネルギーで、テンジクダイのメスは、激しいキスをしちゃうそうです♪
ちょっとうらやましい？！
さらに、全身をなめまわす魚。ゴンズイ！
名前もちょいエロ、アナハゼ。
「ハゼ」とは陰茎を現すそうで、中でもアナハゼのペニスは、体長の１割の長さがあるそうで、人間に例えると、身長170cmの人なら、17cmのものに値するのだとか。
しかも、交尾前直前になると、長さは２倍に。
人間に例えると、ひざ位まで･･･かも･･･とのこと。
びっくり。
また、よく耳にする「カサゴ」の交尾もすごいのだとか。
なんと、オスはメスに、きつく抱きついて交尾するそうで、
抱きつかれたメスは、口を大きく開けて恍惚の表情をするんだそうです。
しかし、こうした珍しい交尾をする姿を発見するには、
通常の魚たちの姿も、きちんと追うことが大切と言う、瓜生さん。
常に辛抱強く観察・研究を続けることで、珍しい瞬間に立ち会えるとのことでした。
瓜生さんが撮った、魚のエロビデオを拝見！
東京エレクトロンのみなさんも、スタジオの中に入り、食い入るように拝見！
（ラジオなので、お見せできずすみませんでした）
クイズに答えて、瓜生さんの本「魚はエロい」を３名にプレゼント！
さて来週のゲストは、宇宙物理学者の大栗博司（おおぐり・ひろし）さん。
アメリカを拠点に活動する大栗さんが、帰国。
なんと「東京エレクトロンpresents夢★夢Engine！」にご出演くださるという、
素敵な機会をいただきました。
重力とは何か？アインシュタインの偉業。そして宇宙と仏教の意外な関係まで！
大栗さんが貴重なお話をしてくれます。
お楽しみに！
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こんなゲストを呼んでほしい！など、リクエストも添えて、送ってください。
あて先は、yumeyume@tbs.co.jp
ＴＢＳラジオ「東京エレクトロンpresents夢★夢Engine！」は
毎週土曜 深夜24時30分～放送中。
AM954kHz、FM90.5MHz。PCやスマートフォンではradikoでもお聴きいただけます。
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