本日のエキサイトベースボールは
東京ドームの伝統の一戦 「巨人 – 阪神」の第14回戦を
解説:須藤豊 さん
実況:ラジオ日本 矢田雄二郎 アナウンサーで
お届けしました。
巨人は阿部が2000安打まで、あと6本!
阪神は福留が250本塁打まで、あと1本!
ともにチームのベテランが、キャリアの大きな節目となる
メモリアルの瞬間を目前に控えた今夜のゲーム!
ペナントレースの行方、CSへの進出も含めて、
お互い、いい形で勝って、勢いをつけたいところ!
絶対に負けられない伝統の一戦!
今夜の勝負の行方は、、、、、、、、
巨人・マイコラス、中日・岩貞の両先発でゲームはスタート。
初回、マイコラスは阪神打線を三者凡退!
12球で終わらせ、上々の立ち上がりを見せます。
その裏、初回の巨人の攻撃!
先頭・陽の四球、坂本勇の安打などで1死一・二塁とすると、
打席には2000安打まで、あと6本に迫った阿部!
3球目を振りぬくと、痛烈なライト前タイムリー!
阿部の一撃で巨人が1点を先制します。
さらに2回!
石川が5号ソロをライトスタンドへ放り込み、
巨人がリードを2点に拡げます。
今夜の巨人打線は止まりません。続く3回、
先頭・陽とマギーの連続四球、
阿部の安打と村田の四球などで2死満塁とすると、
長野の押し出し四球で1点を追加!
さらに、石川がセンターへのタイムリーで2点を追加!
小林が敬遠気味の四球で歩かされ、2死満塁とすると、
マイコラス自身がレフトへのタイムリーで1点!
この回、一気に4点を奪い、岩貞をノックアウト!
打線の大量援護をもらったマイコラスは
丁寧なピッチングで、阪神打線に反撃を許さず、
7回無失点。先発の仕事を果たし、マウンドを譲ります。
8回は西村が三者凡退、
9回は田原が連打を浴び、1点を失いますが、
阪神の反撃もここまで。
最後は代打・原口が空振り三振に倒れゲームセット!
巨人が序盤の大量得点でゲームの流れを奪い、
そのまま、阪神の反撃を封じ込めました。
ヒットの数は、巨人が9、阪神が7と大差はないものの
効率よく得点を重ねた巨人が優勢勝ちした今夜のゲーム、
勝負の分かれ目について、解説:須藤さんにお話を伺いました。
須藤豊が見極めた勝負の分かれ目!
- 伝統の一戦、巨人は初戦を取ったことで
明日に向けて、勢いが付いただろう。
阿部にも2本ヒットが出て、2000安打まであと4本。
チームもいい雰囲気になっていると思う。
しかし、巨人が忘れてはならないのはCSに進んでいくためには
この後、2勝1敗のペースで
勝ち進めていかなくてはいけないということ。
9回のような点の取られ方をしていると、
良いゲームを引っくり返される可能性がある。
油断大敵という言葉を肝に銘じて欲しい。
勝負としては、両先発の違いが勝敗に表れた。
あまりコンディションが良くなかったマイコラスだが
7イニングで先頭打者に出塁を許したのは2回だけ。
これが大きなポイントだった。
野球の最大のチャンスであり同時にピンチなのは
イニングの先頭打者にある。
マイコラスは悪いなりに丁寧に先頭打者を抑えていたのが
勝利に繋がったと言えるだろう。
一方の岩貞は4回で6四球。制球に苦しみ自滅してしまった。
3回のビッグイニング、岩貞はストライクが入らず、
甘く入った球を痛打されるという、厳しい状況でした。
対するマイコラス、先頭打者をきっちり抑えたのことが勝利の要因でした!
次回のエキサイトベースボールは
8月9日(火)夕方5時50分から、東京ドームの 巨人-阪神の第15回戦を、
解説: 清水隆行さん
実況: ラジオ日本 石黒新平アナウンサーで
試合終了までお送りします。お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/
ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
https://www.tbs.co.jp/baseball/