本日のエキサイトベースボール・スペシャルは
甲子園球場のセ・リーグ クライマックスシリーズ1stステージ
阪神-DeNA の第3戦を、
解説: 「ミスターが命名・くせ者」 元木大介さん
実況: 戸崎貴広アナウンサーで
お届けしました。
福留の一撃で、阪神が先勝した第1戦!
雨中の中、熱戦を制しDeNAが逆王手をかけた第2戦!
そして、雨天中止となった月曜のゲームを経て、
いよいよ迎えた最終決戦!
泣いても笑っても、これが最後の戦い!
マツダスタジアムへ下克上の切符を手に入れるのはどちらのチーム?
日本中の野球ファンが注目するゲームの行方は?
阪神・能見、DeNA・ウィーランドの両先発でゲームはスタート。
2015年以来、5度目のCS登板・先発となった阪神・能見ですが、
まさかの展開が待っていました。
初回、先頭・桑原に四球を与えると、
梶谷の安打で一・三塁!
続くロペスがレフト前へタイムリーを運び、DeNAが速攻で1点を先制!
筒香の四球などで1死満塁とすると、
さらに!嶺井もレフト前へタイムリーで2点を追加!
柴田のライト前安打で1死満塁とすると、
阪神ベンチが動きます。
大一番の先発を任されたベテラン左腕・能見が
なんと1死しか奪えないまま降板。2人目・石崎がマウンドに上がります。
石崎は後続を仕留めて、攻撃終了。
初回からDeNAが3点をリードします。
一方、DeNA・先発のウィーランド、
初回は2死から糸井が四球を許すも、
続く福留を空振り三振に仕留めて無得点!
上々の立ち上がりを見せます。
ここからゲームは中盤まで投手戦の様相を呈します。
能見の後を継いだ石崎は好投を見せ、
2回、3回と強力・DeNA打線に追加点を許しません。
ウィーランドも3回までに阪神に許した安打は
鳥谷のツーベース1本のみという、素晴らしいピッチングを披露!
ゲームが動いたのは中盤、4回でした!
この回から登板した阪神の3人目・岩崎をDeNAが攻め立てます!
先頭・倉本のツーベースと桑原の犠打で1死三塁とすると、
梶谷がセンター前に抜けるタイムリーで1点を追加!
続くロペスが1号2ランをレフトスタンドに叩き込みで2点を追加!
DeNAがリードを6点に拡げます!
絶望的な展開となったゲームですが、
甲子園球場で声援を送ってくれるファンの為にも
諦めることはできない阪神。
6回には、藤浪をマウンドに送り、勝利への執念を見せます。
すると、6回裏の攻撃、
2死から福留がツーベースで出塁すると、
このシリーズで大活躍の大山がライトへタイムリーを放ち
1点を返し、反撃の口火を切ります。
しかし、、、、、ウィーランドが隙を見せたのは
この1点のみ!
7回1失点という大仕事をやってのけ、マウンドを後続に託すと
8回をパットン、9回を山崎康の
DeNAの勝ちパターン継投策!
山崎康は最後のバッター中谷を空振り三振に仕留めて、
三者凡退でゲームセット!
DeNAが初戦を落とすも、
2連勝で見事、マツダスタジアムへの切符を手にしました。
総力戦を制したDeNA。
勝負の分かれ目について、解説:元木さんにお話を伺いました。
元木大介が見極めた勝負の分かれ目!
- 両軍1勝ずつとなり、
1日中止を挟んでの試合だったので、
どんな始まりになるのかと思ったが、
DeNAがスタートダッシュを見事に決めた。
桑原の四球で得たチャンスをロペスがしっかりと先制点に繋げ、
さらに嶺井が2点の追加点を挙げたが、
初回に3点を取れたのは本当に大きかった。
「絶対に勝ってファイナル、日本シリーズに進むんだ」という
気持ちが阪神より上回ったのだろう。
先発のウィーランドも立ち上がりからテンポが良く、
いいリズムで臨めていた。
投球にも時間が掛からず、無駄な四球なども少なかったので、
野手は攻撃に専念できた。
やはり先発投手が試合を作れれば、
野手も良いリズムで攻められる。
今の勢いで行けば、明日以降の広島戦も楽しみだ。
下克上への切符を手にしたDeNA!
勢いに乗って、リーグ王者・広島の待つ
マツダスタジアムに乗り込みます!
明日のエキサイトベースボール・スペシャルは
10月18日(水) 夕方5時50分から
マツダスタジアムで行なわれる
セ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ 広島-DeNA の第1戦を、
解説: 「大魔神」 佐々木主浩さん
実況: 新タ悦男アナウンサーでお届けします。
どうぞ、お楽しみに!
TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
https://www.tbsradio.jp/eb/
ナイターシーズンの火曜日から金曜日17:50~試合終了まで放送
TBSラジオ『エキサイトベースボール プロ野球速報』
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