■普段グループで活動しているんだから、ゲームくらい協力プレイせずに自由にやらせてくれよ!
完全にオフラインのゲームのほうがもはや珍しいかもしれないというくらい、昨今どんなゲームでも何かしらネットに繋ぐコンテンツが搭載されています。ネットに繋ぐということは、友達から見知らぬ人まで、あらゆる人と協力プレイをすることになります。
前回の「マイゲーム・マイライフ」の放送では、三代目J Soul Brothersの山下健二郎さんとライムスター宇多丸さんが「協力プレイできない問題」で意気投合していました。
山下「協力プレイとかあるじゃないですか。俺、協力できないタイプですね」
宇多丸「普段グループで活動していて、仕事が協力プレイなんだからプライベートのときくらい協力したくないわ! っていう」
山下「そうそう、そうなんですよ。ゲームは自由にやらせてくれ、と。自分の世界観でやりたいので」
宇多丸「これ、僕もめちゃくちゃわかります。番組でゲストに、『オンラインゲームやらないんですか?』と例によって責め立てられて、やってみたら協力プレイで。なーんにも役に立たないんですよ、僕」
山下「上手い奴って下手な奴のことディスりますよね」
宇多丸「前にゲストに来た漫画家の山本さほさんがね、オンラインゲームやっていて後からディスりのメールが届いたって言うんですよ! そーんなの絶対嫌なんですけど!!!! 立ち直れないよ!!!!」
ちなみに、件の山本さほさんゲスト回は約三カ月前に放送されました。そのとき、山本さんに励まされ、「オンラインゲーム、諦めずに頑張ってみたいと思います!」と言っていた宇多丸さん。しかし、山本さんのディスりメールエピソードに相当ビビった様子でございました。こんなに恐れている様子の宇多丸さん、この先オンラインゲームできるのかなと思っていたら……やっぱりその後、オンラインゲーム続かなかったんですね。
■今回のピックアップ・フレーズ
(モンハンをやったことがない山下さん)
山下「モンハンは、もうやりたくてやりたくて仕方なかったんですけど、これをやった瞬間、人間オシマイだな、と思ってやりませんでした」
宇多丸「出た! その理論!」
山下「これもう、モンハン始めた瞬間、3代目 J Soul Brothersに俺はいないだろう、と」
宇多丸「ははは」
山下「(脱退した)理由聞かれたら、モンハン、って」
宇多丸「引退させていただきますって(笑)」
山下「モンハンのやりすぎで、人間を卒業させていただきます、と」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)