■VRのバイオハザードがあまりにも怖くてイヤになっちゃった加山雄三
「マイゲーム・マイライフ」、今回のゲストはなんと加山雄三さん! とんでもない大物がやってまいりました。加山さんは御年80歳にして実は相当ヘビーなゲーマー。周囲がまだゲームをやっていないような頃からゲームを始め、PS4などの最新のハードも持っているのだそう。特にお気に入りのシリーズは「バイオハザード」。バイオハザードをプレイする加山雄三……想像するだけですごい絵面です。
今回の放送で読み上げられたお便りは、加山さんと同様、バイオハザードシリーズが大好きなリスナーからのものでした。PS4の大きなテレビ画面でプレイを続けることができず、PSVitaの小さな画面でプレイすることに。これをVRでやったら恐怖のあまりどうなってしまうのでしょう……、といった内容でした。
加山「VRは全然違う! VRになった途端にね、右見たら右にも誰かがいるんじゃないかとか思うし、人がゾンビ化していく様子をVRで見たらもう、ものすごいから!」
宇多丸「序盤は酷い目に遭いますしね」
加山「酷い目に遭う。だからもう、一時間やったら休んでください、というのを本当にその通りにしながら恐る恐るやって。あまりにもイヤんなっちゃって、怖くなっちゃって、VRやめて普通の画面にしてやって」
宇多丸「やっぱり(お便りのリスナーと)同じことやってるんじゃないですか!(笑)」
加山「そのほうが脳のためにはいいんじゃないかって思って」
これに宇多丸さんは大喜びで「これは我々としては、加山さんがVRの装置をつけて超ビビりながらバイオハザードをやっている絵面はぜひ拝見したいですよね(笑)」と言っていました。それ、ぜひとも番組でお願いします!
■今回のピックアップ・フレーズ
(やりたいゲームをするには時間が足りないという話に)
加山「俺ね、三つ子だったらいいなって常々思ってるよ」
宇多丸「ははは。三つ子だったら(笑)」
加山「『お前今日仕事行ってろ』、『お前今日はこっち行って歌ってろ』、『俺、ゲームしてるからさ』って」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)