11月7日(木)の「スーさん、コレいいよ。」のコーナーには、
「天気が好きすぎる予報士」こと、増田雅昭さんが登場!
今年4月にもお伝えした、"関東地方のお天気にまつわる雑学"。
今回は、その秋冬編をお送りしました。
今年上京してきて、東京の冬を初めて経験される方など、
ぜひ参考にしてみてください!
『寺』のつく駅を通過したら、気温の変化に注意せよ!
天気予報界には、「一寺一度」という言葉があります。
中央線の駅名で、「高円寺・吉祥寺・国分寺・八王子」など、
都心から郊外に向かって「寺」の字がつく駅を通過するごとに、
気温が1度ずつくらい下がっていく、という現象を表しています。
(八王子は「寺」じゃないんですけど…)
都心から離れていくほど気温が下がるのは、
まさに、「ヒートアイランド」を具現するもの。
たとえば、都心の気温と比較すると、八王子は3~5℃くらい低くなります。
そのため、都心にお住いの方が郊外に移動すると、朝晩はビックリの寒さ。
郊外に住んでいる方が都内に出勤する場合、
朝は寒く、日中はそれほど寒くなく、帰る時はまた厳しい寒さ。
1日の中で寒暖差が大きくなるので、体調管理に気をつけましょう。
『東京砂漠』は想像以上!とにかく乾燥に注意しましょう。
関東平野の冬は、よく晴れて、全国的に見ても空気が乾燥しやすいです。
関東平野は、北側・西側が山に囲まれていて、冬に北風が雪雲を運んできても、
山の手前、日本海側で落とされて、カラカラの空っ風が吹いてしまいます。。。
たとえば、東京の湿度は年によっては一桁になることも…
しかも、今年の乾燥はいっそうひどくなりそう。。。
10月は台風が相次いで、とにかく雨が多かったですが、
天気はバランスを取ろうとするので、
その分、11・12月は例年より雨が少ない予測データが出ています。
日本海側や北日本など、雪が降る地域から上京してきた方は、
秋以降は入念にケアしてください。
たとえば、加湿器や、夜間のタオル干しで十分な湿度を保つ。
マスクを着用して寝るなどの対策を忘れずに!
ただ、乾燥というのも悪いことばかりではない!
心理学者のグリフィットの実験によると、
高温多湿=蒸し暑いときは、人の印象は悪くなりやすく、
湿度が低く、快適な気温のときは、人の印象が良くなりやすい、とのデータも。
難航している商談が上手く進んだり、
気になるあの子への告白も成功するかもしれない?!
信じるか信じないかはあなた次第、ということでご容赦ください。。。
増田さんへの疑問・質問を大募集!
さて、このコーナーでは、お天気にまつわる質問を募集しています。
どんな些細な疑問でも構いませんので、
みなさんが、増田さんに訊いてみたいこと、気軽にお寄せください!
宛先は、番組メールアドレス⦅ so@tbs.co.jp ⦆、
件名に「増田さんへの質問」と書いて、送ってくださいね♪
